未来の展望が苦しい業界にあり、[[シアリス 通販>http://www.edchiryouyaku.net/shiarisu20]]既得権益保持に汲々とする旧世代の支配から改革に一命を賭す新世代が立ち上がる。これは闇社会の勢力争いにとどまらない。日本社会の縮図と言えるかもしれない。
 ■「大きな船」は沈んでいく
 
 まさしく寝耳に水の分裂であり、決起だった。
 
 神戸山口組(井上邦雄組長)は六代目山口組(司忍組長)の「弘道会方式」を批判して分裂したヤクザ組織だが、4月30日、その神戸山口組がさらに分裂、若手を中心に「任侠団体 山口組」(約60団体が加盟)が新しく結成された。
 
 しかもその代表には、神戸山口組の「秘密兵器」「核弾頭」とまで評された織田絆誠若頭代行(50歳、山健組副組長)が座った。
 
 それまで井上組長がもっとも信頼する腹心が織田代表であり、織田代表もまた井上組長に心服と伝わっていたから、筆者自身も一報に接して、信じられない気持ちだった。
 
 これまで神戸山口組は批判勢力として、批判される側の六代目山口組より、ある種の「大義」と清新さを持っていた。が、その優位点は今回の分裂劇であらかた失われたと見てよい。
 
 なにしろ神戸山口組の上層部も、[[威哥王>http://www.strong-one.net/seiryokuzai-52.html]]批判派の言によれば結局はカネ、カネ、カネの「弘道会方式」を是正するどころか、それと同じことを繰り返していると完全否定されたのだ。
 
 当然、「任侠団体 山口組」の旗揚げは、六代目と神戸、2つの山口組の対立・抗争に重大な影響を与える。正・反・合の3段階理論とは言わないが、第三極の登場であり、今後、山口組全体の動向を左右する勢力になることは間違いない。
 
 筆者は昨年7月、織田若頭代行(当時)にメディア界初のインタビューを行い、六代目山口組との和解交渉の真相を聞いた。
 
 引き続き今回も結成直後、大阪でインタビューに漕ぎつけ、新団体結成の真意を質した。もちろん結成後、織田代表が初めて発する生の声である。
 
 

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